週末はキャンプギアを眺めてのんびり過ごす
週末予定がない時は、キャンプ道具を整理しながら、次の予定やメニューを考えて過ごすことがある。この妄想タイムは結構楽しい。汚れを落として並べてパシャw
家のリビングでそんな時間を過ごしていたのだが、年初に買ったシェルコン25が、ただの物入れと化していて、活躍できていないことに気がついた。
小物をざざっと積み込んでトランクへポイ。
(これではホームセンターのプラスチックコンテナと一緒)
そうだ、天板を作ろう
【シェルコン 天板 自作】で検索をするとすでに多くの方が、やっている。
写真も数千枚見つかる。
よしやろう!
ということで、今回は
「なるべくリーズナブルに」天板を作る方法をご紹介。
①外径は、幅が520mm×325mmと大きいが、取手の部分も含まれているので、
内径サイズを測ってからホームセンターへ行こう。確認すると、フチギリギリのところで、だいたい430mm×310mmだった。
②ホームセンターにいくと、様々なサイズにカットされた木材があるのだが、310mmというのが
残念ながら無い。。。今回はギリギリサイズに挑戦をするので、一番安くてしっかりしてそうな「450mm×300mm×20mm」の木板を購入した。(パイン集成材)700円〜1000円程度で買える。安い。10mm足りないけど大丈夫か?と、不安いっぱいだったが900mmx450mm の大きな天板をカットして310mmを作り出す気分には至らなかった…
さて、
この450mm幅から、10mm x 2本 を作ることで、裏面の下駄(固定材)になりそうだと思い、10mm幅で2つのカットを依頼した。
…最低100mmからなんです、、とはじめお断りをされたのだが、食い下がる。
「ぴったりじゃなくていいです」
「だいたい1cmくらいで大丈夫です」
店員さんに、失敗を許容するとしぶしぶ受け付けてくれた。笑
③無事に3分割された木板を持ち帰り、ココからは自宅のベランダで日曜大工。まずは、天板の角が尖っていて痛いので、手持ちの糸鋸、日曜大工用のこぎりなどで、カットする。あとでヤスリがけして丸くするのでだいたいでOK。角が取れたら、天板面、側面、下駄の足部分をそれぞれヤスリでシコシコする。
はじめは粗目の180番くらいで全体に。特に四つ角部分は丁寧に。それぞれの角もエッジが立っていて痛いので、丸みを付けるために斜めにシコシコ。
次に320番〜400番くらいで、つるつるしてくるまで削っていく。
④ヤスリで粉まみれになった天板と固定材をウェットティッシュなどできれいに拭き取ってから裏側に、ズレ防止の固定材を接着する。念の為、数本ずつ釘を打っても良いが、木工用ボンドをしっかりつけて、しっかり乾かせば、しっかり接着される。と思う。
⑤無事に下駄が着いたら、塗装だ。木工用ニス(水性) 300円〜500円 を、ハケをつかって塗っていく。
今回はチークを選択。(時間があったらコーナンラックもチークに塗りたい…)
1度塗ったらしばらく乾燥(夏なら40分〜1時間)
このくらい乾燥してから触った時にベタベタしちゃうのは厚塗りをし過ぎているカモ。2度めの塗装もなるべく薄めに、ムラができないようにヌリヌリしていく。
※仕上がりを既製品のように・・・ではなく、手作り感(自作)がでるような塗り方なので、それをヨシとするおおらかな気持ちが大事。
じっくり乾燥、一晩寝かせる。
午後から作業を初めて、2度めのニス塗りが夜8時ころになってしまい、ベランダに一晩置きっぱなしで寝てしまった。というだけなのだが、自然乾燥は焦らずのんびりと。
テッテレー、シンデレラフィット。
翌日、10mm短い天板と、シェルコン25が上手く収まるか?と不安いっぱいで重ねてみた。
おーー、ギリギリだ。すれすれだ。少しずれるとカタンと落ちてしまいそうだ。緊張感がいっぱいの激安天板完成。
作り方は、イメージできたと思うので、初めてシェルコンの天板作りにチャレンジしてみようと考えている方は、格安450mm×300mmを利用するか、最適サイズの430mmx310mmサイズに合った天板を用意するのか、じっくりと検討の上で挑戦してもらえたらと思う。
なお、天板をつけることのデメリットも1つある。
冒頭に掲載した写真の様に、ギアをポイポイと積み上げられなくなる。。。。
その点さえクリアできれば数千円の節約と、ものづくりに使ったかけがえのない時間は、世界で1つだけの思い出となることでしょう。
おしまい。